浄土真宗本願寺 福岡教区

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第2次世界大戦下の北海道北部の山中、朱鞠内(シュマリナイ)に巨大なダムが建設され、多くの日本人と朝鮮人の犠牲者がありましたが、犠牲者は笹やぶの下に埋められ、忘れ去られました。1980(昭和55)年から空知北組一乗寺の住職・殿平義彦さんらによって犠牲者の遺骨が発掘され、1997(平成9)年からは日本、韓国、在日、アイヌ、中国、台湾の青年たちが朱鞠内に集い、遺骨を発掘、交流し、遺族に届けてきました。その犠牲者の遺品を展示する場所として、真宗大谷派の旧光顕寺本堂を「笹の墓標展示館」として開設し、後世に伝えてきました。この取り組みは、戦後の日本と朝鮮半島をめぐる難しい関係において稀有なことでした。

しかし、2020(令和2)年に雪の重みで「笹の墓標展示館」が倒壊したため、以来、展示できなくなった犠牲者の遺品を皆様にご覧いただき、展示館の再建を期して、全国で巡回展を開催してこられました。これをこのたび福岡でも開催する運びとなりました。

つきましては、下記の通り福岡巡回展を開催いたします。また、期間中には、シンポジウムや強制労働犠牲者追悼法要、記念講演を行いますので、ぜひご参加ください。

 

期日 2023年09月10日(日)~16日(土)10:00~16:00
会場 本願寺福岡教堂 2階ロビー・会議室
巡回展期間中のイベント
  1. ◆期間中
  2.  ドキュメンタリー「長き眠り」他 上映
参加費
  1. 無料
  2. (但し、笹の墓標展示館再建の支援募金へのご協力をお願いいたします。また、事前の参加申込は必要ありません)
Webサイト イベント | 笹の墓標再生実行委員会 | 日本 (sasanobohyo.com)