講座
時局問題対策協議会 第1回公開講座(フィールドワーク)
昨年、時局問題対策協議会を中心に取り組んだ「笹の墓標展示館」巡回展では、多くの方々の協力をいただき深く感謝申しあげます。倒壊していた展示館は新しく再建されて、9月27日に完成式典が開催されることとなりました。
北海道の強制労働犠牲者の遺骨発掘を通して、在日朝鮮・韓国・日本の若い人たちが歴史認識の違いを克服して東アジアの平和構築の可能性を生み出した営みの尊さに気づかされました。かつて多くの炭鉱があった当地の筑豊地方でも同じように事故の犠牲となるなどして亡くなったまま放置されていた朝鮮人等の遺骨を、在日の方々と福岡教区の住職・門徒が共同して調査、収集して丁重に弔い、毎年追悼行事を行っておられる取組みがあることも忘れてはなりません。昨年の「笹の墓標展示館」巡回展では、同じように遺骨の発掘・調査と追悼をやってこられた北海道と筑豊の市民団体が交流する場も持つことができました。
日本と韓国・朝鮮との国家間の関係は、それぞれの政権の意向によって左右されることが多いのですが、国家の都合を超えた市民同士の交流を通して相互理解に基づいた信頼関係を構築することが平和の礎となっていきます。
現在まで筑豊でなされてきたこの営みを今後も継承することが大切ですので、福岡教区時局問題対策協議会では、2018年に続いて、筑豊地区にあるいくつかの墓苑や記念碑をめぐるフィールドワークを開催することとしました。
つきましては、下記日程にて開催いたしますので、ご案内申しあげます。
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